2013年5月2日木曜日

今シーズンの準備 その2

2013.04.24

XTブレーキの取り付け

手配しておいたXTのブレーキが届いたので、取り付けを行います。


アダプタ手配


ブレーキ本体とは別に、アダプタを用意します。

今回取り付けるXT(M785)はポストタイプといって、ネジをフレームに向かって

(という言い方でよいのか)取り付けるタイプです。自分の自転車は元々

Formulaというメーカーのブレーキがついていて、取り付け台座もそのメーカー

に合わせた特有のものでした。現在はインターナショナルスタンダード(IS)という

ブレーキの取り付け規格があって、大概のブレーキはそれに合うようになって

いるようです。M785も原則それに合っていますが、IS規格はネジの取り付け方向が

ポストタイプと90度違っています。しかも、自分の自転車はローター径が208mm

と大きいものを使用しています。

つまり、①ポストタイプ⇒IS台座へのネジ向きの変換②リア用③かつ208mmローター径

対応のアダプタが必要となります。

シマノのサイトに行くとどうやら「これかな」というアダプタがあるようですが、

名前がはっきりしません。部品番号もふられているのですが、サイクルショップのサイト

ではその部品番号を使っていません。サイクルショップサイトの説明書きを見ながら、

「それらしい」ものを選んで手配しました。

手元に届いたのがこれ↓

これでいいのか・・












リアのブレーキは何段もアダプターが重なっていて、あまり見栄えがよろしくないです。

古い自転車なので、仕方ないと言えばそうなのですが・・。


古いブレーキの取り外し


実際に古いブレーキを外して、新しいブレーキに取り替えます。

古いブレーキの取り外しは特に苦労するところはありませんでした。

今までありがとー
















ブレーキレバーからケーブル(オイルが中をとおっているので、オイルラインと

言うようです)を外します。

8mmのレンチで付け根のネジをくりくりと回します。


ネジを外す













で、すぽっとケーブルが外れます。

先端の金具に注目












先端に金具がついていて、これがネジに引っかかってケーブルが抜けない様に

止めているのです。材質はおそらく真鍮の様なやわらかめの金属です。見ると、

ケーブルにしっかりカシメられています。今回、カシメ工具なんて準備していないし、

どうやって、こんなもの取り付けるのだろうと不安な感じ・・。困るところまでとりあえず

作業を進めることにします。


ともかくもケーブル(オイルライン)を外したので、ブレーキレバーをハンドルから外します。


新しいブレーキレバーの取り付け


そして、手配しておいた新しいレバーを取り付けます。

レバーの見た目はクローム的なメッキがやや安っぽい感じです。高級品のXTRを

引き立たせるためですかね。ハンドルへの取り付け金具は、グリップのゴムを

引っこ抜かなくてもレバーの付け外しができるように工夫されています。しかも、

完全に抜け落ちないようにちょっと凝った構造になっています。


レバーは若干短め?












レバーは若干短めになっているようです。指をかけるくぼみから支点までの距離が

詰められています。制動力が上がって、レバーを引く力と距離が少なくて済む前提なの

でしょうか。

また、レバーの初期位置やストローク量が調整できそうなネジがたくさんついています。

今までのブレーキは一切調整機構がありませんでした。


ブレーキレバーとセットで入っているオイルラインとキャリパーの取り付けに続きます。


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