2011年9月22日木曜日

HELM+1

~○○は防御力が+1上がった~

着きましたよ。

エゲレスからの荷物。新しいヘルメット。の入った箱が。

  ハールバルキタゼニッポンヘー



荷物が着いたときのドキドキ感。必ず自分がほしいものが入っているプレゼント箱ですな。

通販にハマル気持ち。わかりますとも。うん。




 いきなり猿呼ばわり

箱を開けると一番上にCRC(店の名前)のチラシが。


「おめでとう、おまえはCRCモンキーです」と猿認定。


これって差別じゃねえのか。 と一瞬ポリティカルコネクトのようなことを考えたものの、客全員に向かって

言っているので、差別ではないか。


  よだれが・・

そして中には、超カッコイイヘルメットが!

かっこいい!まーべらす!ぐれーと!わー!


仏蘭西のurgeというブランドのダウンヒル用ヘルメットです。



かれこれ10年近く使っていた歴戦のヘルメットは数え切れない転倒、転落から守ってくれて

いたのですが、さすがに強度に不安をおぼえるようになってきていました。

次に衝撃を受けたら防護されないかも。という不安と、内側のスポンジパッドがへたってきて

フィット性が落ちてきておりました。CRCのサイトなどをくまなくチェックし、防御力を上げる

アイテムを探しておりました。ダウンヒル用のフルフェイスの中で一目ぼれしたのがこの

ヘルメット。重量が1KG切っていて、通気性もよさそう。


なんといってもフランス製というのがいい感じ。自分のダウンヒルバイクもフランスのSUNNという

メーカーのものだし、自分がダウンヒルにはまり始めた頃のワールドカッパーはフランスの

ニコラ・ヴイヨズだったし。女子もなんとかカロリーヌ・ショソンというフランス人が強かった

ような・・。 リュックベッソンもジャンレノもフランス人だし。って関係ない。


ダウンヒルというバカっぽい遊びにはアメリカでもドイツでも中国でもなく、

フランスのバカっぽさがぴったり来るんだよねー。うんうん。

だからヘルメットもフランスのがよいのさ。


と思っていたらmade in chinaだったりして・・。


  取説の一番下に「made in chia」の文字が・・


けっこう本気でがっかり。

中国は世界の生産工場だし、別に中国が嫌いなわけではないですが。





ボランティア@宮城#2 110917

~2度目のボランティアツアーに行ってきた~


具体的なボランティア先は地元のリクエスト等により都度割り振られるが、たまたま前回と同じ

お宅に行くことに。

前日深夜バスで東京を出て、早朝到着した気仙沼港は、1ヶ月前と変わって港にたくさんの漁船が

泊まっていた。建物の復旧はこれからでも、活気のようなものがすこし感じられた。


気仙沼からフェリーに乗り、目的地の大島に向かう。フェリーから見える様子も前回とは異なり、

漁船から倉庫に水揚げも行われている様子。

大島に着くと船着場の廃材の山はだいぶ減っていて、道もあたらしくつけられていた。

港にたくさんの車も止まっていて、ここにも前回より活気が感じられた。

現地のボランティア調整センター(?)の方から今日の作業について説明を受ける。

その後、車でピストン輸送してもらい現地へ。


前回は納屋の整理だったが、今回は畑の砂除去がメイン。

目の前の砂浜から津波で運ばれた砂。スコップで掘ると10cmくらいの厚さで積もっている。

港からのピストン輸送で全員そろうまで、本宅周辺の草刈をする。これだけでなまった体には

結構な重労働。ふうふう。

前回居たかわいい猫がまたいた。

  了解を頂いて写真を一枚パチリ

人懐っこいけど、どこか不安げにおどおどしている感じ。津波で怖い思いをしたのかも。

小一時間で全員揃い、一休みしてから畑に向かう。そこは一面砂地・・。

この砂の層をはがして海側に堤防のように積上げていく。これまでのボランティア達の活動の

積み重ねで海と畑の間に高さ2~3mくらいの砂の堤防ができている。もともとあった防波堤

は津波でなくなってしまったので、当面はこの砂の堤防が波を防ぐ手段となるらしい。

ちょっと心もとない感じ。


せっせと砂をスコップではがしてはかごに入れて50mくらいの距離を人手で運ぶ。

砂が意外と重たい。バケツにいっぱい詰めると大人でも運ぶのに手間取る。半分くらい女性が

混じるボランティアなので、少しずつバケツやカゴに入れて運ぶ。

スコップで掘ってバケツで運ぶという一連の作業を効率よく段取りできず、午前中はちょっと

空回り気味。午前中いっぱい掛かってもさほどの面積は稼げなかった。

午後は午前中の反省を活かしてスコップ地点から堤防までバケツリレーのラインを構築して、

ペースアップ。意外とテンポよく進む。いいぞ。

効率が上がった分、休む時間も減ってかなりバテる。結構重労働にもかかわらず、ボランティア

の人たちは文句ひとつ言わず、楽しく作業をしていました。えらい。


作業の合間の休みに、被災者のお宅の方から被災当時の話を聞いた。

淡々と、津波で島が2つに分かれたこと、たくさんの普通の人たちが津波によって命を失って

いったことを話してくれた。

このお話をしてくれた方は、とても話が上手で、もしかして学校の先生かなにかをしていたのか

と思い聞いてみたが、「ただの農家のおばさんよ」とのこと。


休みを入れながら時間いっぱいまで作業をして撤収する。

砂のない畑が少しだけ広がり、砂の堤防が少しだけ大きくなった。


ボランティアで一度行ってできることはほんの少し。募金でもなんでも、無理をせずほんの少しを

積み重ねていくことで、支え続けることが大事かも。


翌日は、例によって松島に寄る。

前回は観光客がほとんどおらず心配だったが、今回は天気もよいせいかたくさんの観光客が

いて少し安心。楽しみにしていた焼き牡蠣は食べ損ねる。残念・・。

観光船に乗ってカモメに餌やり。完全に観光モード。


その後、バスに揺られて夜に東京着。

お疲れ様~。